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ネットゲームRedStoneのプレイ暦と実生活でのうどんそばラーメンの喰い歩き日記。画像は期待するべからず

遅くなってすまない。

今日は久々に一人で呑んでいたために遅くなった


だってさ

たまーには美味しいお酒も飲みたくなる
美味しいものも喰いたくなるんです

というわけで今日はお寿司屋さんで呑んでました
お寿司屋さんといっても高いところではなく
やっすいところ
回転はしていないけどね


というわけで本当にひさびさに帰り道シリーズです

RS小説「帰り道の途中:女の砦」4/5


 フレミアたちのすむ砦は小さな村のようだった。周りを木の塀でぐるっと囲んでいて、一件物々しそうに見えるが、中は平和な農村そのものだった。砦の南側には小川が流れていて、東側と西側には畑が広がっている。小さな村そのものだった。
 ここで暮らしているのは、ほとんど女性ばかりだった。
 畑を耕しているのも、鶏を追いかけているのも、小屋を建てているのも、ほとんど女性だった。男性といえば、まだ、鼻水を垂らした小僧ばかりだった。
「あのー」
 レモがおそるおそるフレミアに聞いた。
「なんで、女の人ばかり何ですか?」
 フレミアは少し悲しそうに笑うと、レモの頭をぽんと撫でた。
「こうなっちゃったのよ。最初はね。ちょっとした人助けだったの。人攫いが行きがけの駄賃だかなんだかで、私を襲ってきたの」
《命知らずだなー》
 バドの相づちを聞かなかったように受け流して先を続けた。
「まあ、返り討ちにして、馬車を見たら、数人の女の子が泣いているのよ。みんな若い子ばっかりでね。まず泣きやませるのが大変だった」
「そりゃ、おまえが人攫いより怖いからな」
「あら、ハイン。あなただってそこいらのマフィアより怖いわよ。まあ、その子たちの話を聞いているとね。人買いに買われた子たちで、家に帰してあげるって言うと、また泣き出すのよ。家に帰ると親が困るって。どこも行く当てのない泣き続ける女の子がいてさ。仕方がないから、面倒見始めたらこうなっちゃった」
 フレミアは足を止めると、砦の中を見渡した。
「もう五年になるのよ。最初泣いていた子も、今じゃお姉さんよ」
「だけどよ、おまえ、こういうことする柄じゃないだろう」
「まあね、でもあなたのせいよ、ハイン。あなたが人の温かさなんて教えるから、ぬくもりが必要になっちゃった。昔は一人で当たり前だったのに」
「そいつはご愁傷様」
 ハインはぶきらっぽうにそういった。
「あら、お言葉ね。あなただって似たようなものじゃない。やっかい事ばっかりに首つっこんで、荒事ばっかりしてるのも……」
「そんなんじゃねぇよ」
 そっぽを向いたハインをフレミアはうれしそうに笑いながら見ている。レモはそれが少しうらやましく思えた。
「で、あなたたちどこ行くの?」
「ビスルだ」
「ビスルって、へー、そうなんだー。やっぱ人気あるわねー、あの子。で、行ってどうするの?」
「……帰るんだよ」
「どこに?」
「そいつは、そのあれだ。だからだな」
 フレミアはくすりと笑った。
「根無し草二人が帰ることなんて無いでしょ。ここに来たら?」
 そのときのハインの顔はすごいの一言だった。表情一つでそこまでイヤだというのを表現できるものかと、言うくらい強烈な表情だった。レモはおかしくておかしくて、笑ってしまうのをごまかすためにうずくまってしまった。
「すてきな顔じゃない。じゃあ、それで決まりかしら?」
 ハインは砦の中を見渡した。そうしてから、こきこきと首を左右に振ってから言った。
「一晩考えさせてくれ。とにかく、狭いところに押し込められて疲れてんだ。早いとこ寝床に案内してくれ」
 またゆっくりとフレミアは歩き始めた。
 南の塀よりの小屋にハインたちは案内された。土間の上に簡素なベッドが四つ置かれただけの粗末な部屋だった。ハインは何も言わずにベッドに寝そべると、いびきをかき始めた。バドもここでようやく、人の姿に戻ると、そそくさと寝てしまった。
 フレミアたちはそれを見ると、やれやれと言った顔で去っていった。
 レモがふうとため息をつくと、ベッドに腰掛けた。そして、自分も寝ようかと大きくのびをした瞬間に二人は跳ね起きた。
「わっ」
 レモの短い叫び声なんか無視するように、二人は忙しく動き始めた。
「レモ、早速だが荷造りと足固めしとけ」
 ハインは自分の荷物を確認しながらそういった。
「それに、厩舎の場所は確認しておいてくれる?」
 バドもいそいそと自分の用意に取りかかっている。きょとんとしたレモがしばし目をぱちくりさせていると、ハインがにらみつけて言った。
「早く用意しろ。逃げるんだよ」
「ええっ!!」
 レモの大きな声が上がった。



つづく

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うんうん( ´¬`)

たまにひとりでゆっくり美味しいものを食べたくなる時って、ありますよね。
わたしも、なにかにかこつけてお一人様で焼肉食べに行こうかな( ´¬`)

小説の続きだ☆-(ノ・д・)人(・д・ )ノ  イエーイ!
フレミアさんはもとから「頼れる姉御」だったわけではなく、ハインさんに出逢って変わったようですねv
このお二人さんには個人的に、ルパン三世と不二子ちゃんのように「特別だけどつかず離れず」な関係が似合う気がします^^

されど今は、「三十六計逃げるにしかず」とばかりに大急ぎですね。
。゚(゚ノ∀`゚)゚。
あっさり逃げられるとは思えませんけれど(だって、ねえw)、続きもわくわくしながらお待ちしてます^^

ニナ 2009/07/02(Thursday)13:01:00 Edit
Re:うんうん( ´¬`)


一人焼き肉もいいですねぇ
少しずつ出してくれるお店で
のんびりと・・・

もちろん、あっさり逃げられるはずがありませんw

【2009/07/0508:18】
フレミアさん

女性だらけの砦の由来は、そんな事情だったのですね‥‥。
フレミアさんは優しいな、と思ったら次のセリフにドキッとしました。
その優しさはもともと「ハインさんがフレミアさんに教えたもの」だったのですね!
やっぱり二人には愛があったんだ(〃´д` 〃)
ますます、そんな二人が別れに至った原因が気になります。

お忙しそうですが、どうぞ体にはお気をつけて‥‥。
のんびりと続きを楽しみにお待ちしております♪

ゴンドウキンゴ 2009/07/02(Thursday)16:09:17 Edit
Re:フレミアさん

愛……二人の愛はありました
今もあるんだろうけどね
そういう感じでw

二人については後々からも書いていきますのでお楽しみにw

【2009/07/0508:48】
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