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ネットゲームRedStoneのプレイ暦と実生活でのうどんそばラーメンの喰い歩き日記。画像は期待するべからず

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ようやく書き終えたというか、組み上がったというか……

ちょっと時間がほしいと思う今日この頃です。



 記事にしたいネタとかもいろいろあったりするんですが、ちょっとその時間がなーという状況。ちかじかねくろ幼稚園の花火イベントは記事にしますけどね。


 それとは別で、この頃、世間が狭苦しいなと感じます。
 別にこんなとこで、こんな人のつながりがとか言う意味ではなくて、些細なことでも、揚げ足や攻撃に転じる人が多い。人間なんて欠点満載の生き物なんだから、わがままだし、疲れればいらだつし、気にくわないことなんかグロスであるに決まっている。
 そこを突っつき回るのは楽しいことかい?
 だから、世間が狭苦しく感じる。

 世の中には多いんですよ

「ほっといたれよ。そんなこと」ってこと





RS小説「帰り道の途中:女の砦」5/5



「ダーメーでーすー!」
 レモの一際大きい声が上がった。
「フレミアさんのどこが嫌なんですかー!」
「叫ぶな。小娘! お前、あれと結婚するくらいなら、ティアメス口説くほうがマシだ!」
「そんなことないです! いい人じゃないですか!」
「お前な。出会って半日の人を見て、良い悪い区別つけるな」
「でも!」
「足のマメ治しただけで仔犬みたいについて来てるが、俺たちが人掠いじゃねえって疑わなかったのか? ブリッジに着いたら売り飛ばすつもりかもしれんぞ」
「ハインさんはそんなことしないです」
 レモは自信ありげにいいきった。
「なんでだ」
 大男は目を剥いてさらに恐ろしげな顔をレモに近付けた。
「だって」
 レモの小さく柔らかな手が彼の顔に触れた。
「こんなに優しい目をしている人がそんなことしません」
 ハインはレモの頭をがっしと掴むと、髪の毛をぐしゃぐしゃにする。
「そんなもので、人を判断するな! どうせゴボウみたいな小娘、五ゴールドでも売れやしない」
「ゴボっ?! みっ! みー!」
 レモは怒ってハインに殴りかかろうとするが、頭を掴まれている状態では手をばたばたさせるだけでどうにもできなかった。
「結局のところ、レモ、君はどうしたい? ここに残ってもいいよ」
 バドが自分の荷物の着替えを詰め直しながらそう言った。レモはじたばたしていたのをぴたりとやめた。そして、しばらくうつむいたりもじもじしていたが、きっと顔を上げるとバドを見て、はっきりと言った。
「バドさん、一緒に行きます」
 そして、自分の荷物の整理をし始めた。ハインとバドはそれを見て、お互い目配せして、やれやれといった顔をした。

 夕闇にまぎれて、バドが厩舎から馬車を引き出す。このような扱いに慣れたのか、馬のほうもいなないたりせずにおとなしくしている。
「本当にこっち側には見張りはいないんだろうな?」
 ハインはささやくようにして、バドに聞いた。
「さあね。当番だって子には反対側の門のところで話があるって言ったけど」
「その人に見張り代わるって約束しちゃいました」
 レモは申し訳なさそうな顔をしていた。
「上出来だ。さあ、逃げるぞ。乗り込め」
 そう言って、ハインは御者台に上った。バドは門を開けるために、前を歩いた。
「あれ?」
 レモの声がした。バドが振り向くと、御者台の所からレモが顔を出していた。だが、ハインの姿はどこにもなかった。
 パシン
 空を切る炸裂音が夜空に響く。
 二人がそちらを見ると、燃えさかる火の鞭を手にしたフレミアと、その足元にハインが這いつくばっていた。フレミアが鞭を振るうたびにパシンパシンと火花が散った。バドはとっさに地面に伏せていた。レモは炎がぱあっと散るのをぼぅっと見ていた。
「さぁてさてさて、どっこ行くのかなぁ」
 フレミアは笑いながらそういった。
「ちょっと、ラーメン食いに」
「このあたり、お店やなんてないわよ。それよりも、聞きたいんだけど。どうしてすっぽかしたの? あの時、あたしはドレスを着て、友達もいっぱい来てくれた。来ないのはあなたとそこのバカイヌだけ」
 フレミアはさらににっこり笑ってそう言った。次の瞬間、ハインは彼女の前にひざまずいた。
「おぉおお、悪かった! だが、あれは事故だったんだ。その日、俺は結婚式に行こうとしたんだ。だが、雨が降ってきたんだ。それだけじゃない。コロッサスが家にやって来るし、地下軍団の集会に、油虫の駆除に、セイジにパロが掠われたり、蚊の大群が部屋に入って来た! メテオは落ちてくるし、火矢が降り注ぐんだ! 俺は行こうとしたんだ。だが、いろんなことがあって俺のせいじゃないんだ」
 最後は啜り泣きながら、言葉を終えた。そして、潤んだ目でフレミアを見上げた。ウィンクするような瞬きを二回彼女に送った。
「ああ、ハイン。そうだったの。あたし信じてたわ」
 フレミアの手から鞭が滑り落ちた。
「俺がお前を裏切るはずないだろ」
 そう言ってハインは立ち上がって、フレミアの細い身体をその太い腕でしっかりと抱きしめた。そして、優しくキスをした。
「ああ」
 やさしいキスから開放されたフレミアがハインの胸板に体を預けようとした瞬間にハインの体が消えた。そのため、フレミアはうつぶせに倒れてしまった。
「さ、いくぞ」
 ハインはそのまま馬車の御者台によじ登った。
「姉さんごめんね」
 いつの間にか門を開けていたバドが、馬車に飛び乗った。レモはぴょこんと馬車から降りると、小走りに駆け寄って、頭を下げた。
「ええ、と、その、ごめんなさい。その」
 フレミアがゆっくりと身体を起こしだした。
「みっ!」
 レモも逃げるようにして馬車に飛び乗った。
 車輪が回り始め馬車が走り出した。暗い夜道の中に馬車は走りだしていく。
 馬車の姿が闇に隠れた時にようやく、フレミアは身体を起こした。服についた泥を吐き落とし、眼にたまった涙をぬぐう。
「ハイン、覚えてなさいよ。これで242個目の貸しだからね」



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おつかれさまです|д・)

夏本番となって参りましたね。
お仕事もさぞ大変ではと思うのですが、たまに美味しいものを食べたりしながら、元気に乗り切れますよう祈っております^^

「ほっとけや、んなこたぁ(´ー`)」と思わされることは、確かに多いですね。
せめて自分は同じことをしないように、気をつけたいです。

そして5/5キタ━━☆゚・*:。.:(・∀・)゚・*:..:☆・━━━!!
レモちゃんの必殺「カタルシスウェイブ」(相手のハートにほんわか訴えかける萌えスキル。発動可能職:ぷに槍限定)も、切羽詰まったハインさんの前では無効化されてしまいましたね(*^m^)
今回なによりびっくりしてうけたのは、ラストあたりのやり取りをフレミアさんとハインさんはこれまでに241回も繰り返してきたんかい!という点でした。
おーまいが。゚(゚ノ∀`゚)゚。
姐さんがちょっとかわいそうではありますが、それでこそ面白いのでしょうね><。

とりあえず「アマゾネス城」からは無事脱出できたご様子。
ご一行に降りかかる、次なるハプニングが早くも楽しみです|д・)+

ニナ 2009/07/19(Sunday)16:03:45 Edit
Re:おつかれさまです|д・)

あのラストのやりとりは「ブルースブラザーズ」のパロディだったりするわけですよ。時には、ハインさんの方から行ったりしているわけです。つかず離れずなお二人ですよw

【2009/07/2702:03】
はじめまして

はじめてコメントさせて頂きます。
いつも更新を楽しみに通わせて頂いています。

今日の小説は、のっけからの「ティアメスのほうがマシ」発言と
「ゴボウみたいな小娘」の表現に笑うとともに
和んでしまいました。
思わず、両方の図が並んで頭に浮かんできて゚(゚´∀`*゚)゚
でもほんとに、ハインさんにはすみませんが
好きな男性を足元に這いつくばらせて鞭をふるう
フレミアさんは、ティアメスより恐ろしくカッコよかったです!
「貸し」の数をきっちりと数えているところも悪魔的ですねw

次のお話も楽しみにしております!
またお邪魔させて頂きます。

もずく酢 2009/07/23(Thursday)16:02:22 Edit
Re:はじめまして

はじめましてー
ありがとうございます^^
こんな更新がカタツムリな小説をw

ええ、フレミア姐さんはかっこいいですよ!
姉御肌で世話好きなんですよ。ただし、少しばかり悪魔的ですけどね^^

【2009/07/2702:05】
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