グレゴリオ麺道　〜Red Stoneと麺類〜

つい先日ショックなことがありました。


「本場」さぬきうどんを謳う店にはいって
ぶっかけうどんを注文したら
レモンが添えられていました。


「何だ。そんなことを」とお思いの皆さん

では、ここで井上陽水の名曲乗せて

==つづきはこちら==

今回はうどんに含めていいものか少し迷ったんですが、
個人的にうどんカテゴリーで行きます。



今回はフォーです。


いや、ハッスルに出ている芸人上がりレスラーのネタじゃないから
ベトナムうどんのことです。
米粉の麺にあっさり目のスープ、上には牛肉とシャキシャキのタマネギ、もやし、香草などがトッピングされております。
そこにお好みでニョクマムやチリソースを入れて、レモンをしぼり食べるんですが。



夏はこれですね。


今年の蒸し暑い夏に丁度の味です。
暑い時は暑い土地のものがいいってよく判ります。この味は冬の寒い時にはあんまりだろうな。ここに、冷えたビールがあればいいなぁ。

生春巻きも美味しい。

ベトナムは料理がおいしくていいなぁ。
こんなベトナムそのもの雰囲気を持った店が転がってる我が地元に乾杯。

ああ、やっぱりビールを飲もう。


休日の昼下がりはこうでなくちゃね。

料理ってだと思うんですよ。

いくら金をもらってようが、お客さんの旨いっていって緩む顔を想像しながら料理を作るって愛がなければ作れないと思うんです。

なんでそんな話から入るかというと、

この前、まさにそんなうどんを食ったからです。


麺、出汁、お揚げさん（きつねだったんです）

この三つのバランスがぴったし。それも高水準でバランスがとれてる。


あー、もー、本当に幸せです。

世の中、きつねうどん600円が高いと思う店と、安いと思う店があると思うんですが、この店なら1000円とられたって安いと思いますよ。

本当においしい店で食べたときは後から胃がまた行こうって言い出すんですね。本当に昼飯の３０分で後の半日がすべて幸せです。残業なんて目じゃないぜー。

お好みやなどのメニューにある焼うどんについて、長らく疑問があるんです。どーでもいい疑問で、でも、どーでもいいから楽しい所の疑問。

焼うどんの味付けは

ソースか？

醤油か？


どちらがベストだろうということです。本当にどうでもいい話。ソースのこってりした味わいと、肉とかの脂等の加わった味わいもいいですし、醤油のこげた香ばしさも大好きです。

ソースにこだわりを持ち、いかりなのか、おたふくなのか、どろなのか、混合なのか、カスタムなのか、自作なのか。色々遊べます。
醤油にしても、濃い口醤油、薄口醤油、白醤油、合わせ醤油、土佐醤油と幅は広いです。

実際、どちらがベストだってことは無くて、好みの問題って落ち着く話ではあるけれど、結構楽しい。人それぞれの好みや、こだわりで「おー、それいただき」とか「それ試してみよう」とかね。
そう言うことを話していたら更なる問題が発生。


「塩焼きうどんもいいよね」


ああっ、もうっ。

==Appendix==

うどん屋でこの頃、モダン和風の店って多くないですか？


しかも、その多くが讃岐うどんです。


そして、はずれ率も高い気がするのです。


グレゴリオの知っている店もそんな店があって、讃岐ではうどんが〜とか、国産厳選小麦が〜とか、さんざん店の前の看板とかでうたっています。
でも、グレゴリオは知ってます。こういう店って何処かにトホホポイントがあるんです。

この店は致命的でした。


トホホポイント：麺

この店、即死抵抗無いですよ。


うん。麺がね。なんか柔いんです。手打ちはいいんですが、何か重要な行程を一つ二つくらいすっ飛ばして作ってない？　これで讃岐うどんって名乗っていいの？　てか、目の前のメニューの「讃岐うどんは麺が立つ」のフレーズが悲しすぎます。

当りの店、それなりの店とかも数が増えているだけに、これはダメです。はす向かいのそば屋のうどんの方がおいしいってどうよ？