グレゴリオ麺道　〜Red Stoneと麺類〜

あの日はなんでもない日のはずでした

なんでもない朝を迎えて

なんでもない日常を過ごし

なんでもない夕方に家に帰り

なんでもない夜に眠るはずでした


あれさえなければと

今でも思うときがあります

でも、恨むことはできません


ただ、私のできることは

あの時に生きたすべての人に

あの時に死んだすべての人に

あの後も生きているすべての人に

あの後に死んだすべての人に

助けてくれたすべての人に

助けられなかったすべての人に

激しく揺さぶられたあの日に

黙祷

ご出身地を小耳にはさんだときから、じゃあもしかしてｸﾞﾚさんも・・・と思っていたのですが・・・。

朝にニュースで報じられた時、家事の手を止めて黙祷しておりました。
あのような惨事が、二度と、どの場所でも起きませんように・・・と願うばかりです。


ブログとＲＳでしか知らない方には違いないのですが、それでも。

貴方が生きていてくださって、よかった。

でも、あの辺りに生まれ育った大多数があの地震を
経験しているので、自分の中では珍しくないことです。

それに地震は止めることができません。
できることはどうしたら死人が出ないように気を配るかだけです。

アルさんにそういっていただけると光栄です。

私も被災しています。
額には家具が落ちてきたときの傷が残り
あの日のように寒いと今もヒリヒリ痛みます。
幸い私は家も会社も無事だったけれど、家が半壊した友だちが
一時的にお兄さん夫婦のところに身を寄せようと大阪に出たとき、
大阪は何もなかったかのようにきらびやかで
バレンタイン商戦が繰り広げられていて、
悔しいやら何やらで涙が出たと言っていたのを思い出します・・・黙祷。

自分の家族もだれも死ななくて幸運だったと思います。
大阪に出たときに駅のトイレで水が流れるのに感動した思い出があります。
電気も水道もガスもなく、ひどく寒かった覚えがありますね