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ネットゲームRedStoneのプレイ暦と実生活でのうどんそばラーメンの喰い歩き日記。画像は期待するべからず

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いきなり寒なりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

どうも、グレゴリオです。

先週日曜日にふと思いました。

「ああ、日曜日は小説の日にしよう」

毎週とは行きませんがぼちぼちと書き散らすことに決めました。

連続ものか、一話切りのものかは、お楽しみってことで。


一話切りならお題もらうというのもいいな



それでは今回のお話をどうぞ

「ある秋の昼に」


 ふう、とついたため息が古都の堀の上を流れて、水面に浮かぶ落ち葉の上にぽとりと落ちた。
「だめだなぁ」
 アメジ・パープルトンは、ぼそりとつぶやいて、頭をぐしゃぐしゃとかき乱した。普段から癖のある髪がさらに乱れた。その姿を水面に映して、また、「だめだなぁ」とつぶやいた。
(どうして、こう、自分はだめなんだろう)
 考えるのはそのことばっかりだった。今までいろいろな失敗をしてきたが、今日もまた失敗してしまった。みんなを危ない目に合わせてしまった。
 杖でカリカリと地面に、当ても無く魔法陣などを書いて、すぐに足で消した。
(何にも無いときはこんなにきれいに書けるのに)
 そう考えて、自分のふがいなさを深く恨み、自分の低能ぶりを深く嘆いた。
 ため息をつくために深く息を吸い込んだところで、ぽんと肩に手を置かれた。あまりにもいきなりだったので、体がはぜるように飛び上がった。
「あの、すみません」
 そう声をかけてきた少女に返せたのは、しゃっくりだった。
「大丈夫ですか?」
「う、うん。ヒィッ。大丈夫、ヒィッ、すぐ収まるよ」
「そうですか。ちょっとお願いがあるのですが」
 ぐっと、のどにつまるものがあった。そうやってよく声をかけられることがあるけど、その後、舌打ちを返されることが多い。だから、“お願い”が嫌いだ。でも、それさえもいえない。
「肩車していただけないでしょうか?」
 あまりに予想外の“お願い”に彼は言葉を一瞬失った。一風変わった“お願い”に、目をしばたたかせながら、少女をまじまじと見た。傭兵のよろいを着ているものの、幼い風貌には似合っているとは言いがたい。短く刈りそろえられた髪が少年のようにも見える。重そうなリュックを足元に置き、手には粗末な槍を持ち、ブーツは泥だらけだ。どこから旅をしてきたのだろうか。
「だめですか? あの子達の凧が高い枝に引っかかって取れないんです」
 彼女は不安そうな顔でそう聞いてしゃべった。彼女が指を刺すほうを見ると、確かに高い枝に凧がかかっている。その木の下からは、普段、ここいらで遊んでいる悪童どもが、不安そうな顔をして、こちらと気にかかったたこを交互に見ている。確かに自分の背丈に、彼女を乗せれば、槍が届きそうな高さである。
「いいよ」
 そういうと彼女はにっこりと笑った。栗色の短い髪が秋の午後の光を受けてきらきらと輝いた。
(綺麗な子だなぁ)
 今まで泣きべそをかきそうだったことをすっかり忘れていたどころか、すっかり忘れていることさえ気づいていなかった。
「じゃあ、お願いします」
 そう言って、ぺこりと頭を下げた。顔を上げてまたにっと笑う。
 肩車で持ち上げてみると、彼女の体は非常に軽かった。
「よっ。よっ」
 軽い掛け声をかけながら、彼女が肩の上で軽く飛び跳ねる。槍の石突あたりを持ってるにもかかわらずあと少しで空ぶっている。彼女のやわらかく小さな手が、もじゃもじゃの髪の上にぽんと置かれた。
「やぁっ」
 掛け声とともに彼女の体が弾む。あまりの勢いにがくんと、バランスが崩れた。ばさばさっと言う音と、「やったぁっ」という声が、アメジの上に振ってきた。
ゴチンと音がしたような気がした。目の中がちかちかとして、鼻筋がずきずきと痛む。鼻の奥からどろりとしたものが湧き出してきたのがわかる。
「だっ、だいじょうぶですかぁっ」
 彼女の声にゆっくりと体を起こす。
「大丈夫。大丈夫」
「大丈夫じゃないですよ。あーあ、こんなに鼻血が」
 腰のポーチからハンカチを取り出すとそれを鼻に当ててくれた。
「ごめんね」
 アメジは血で汚れていくハンカチを見ながらそういった。
「いえ、こちらこそごめんなさい。おかげで助かりました」
「あんまり役に立てなかったけどね」
「いえいえ、そんなこと無いです」
 にっこりと笑いながら、重そうなリュックを担ぎなおした。
「これからどこ行くの?」
「アリアンです」
「じゃあ、テレポーターの方はこの道を……」
「いえ、歩いていきますので大丈夫ですよ」
「歩いて? アリアンまで?」
「ええ」
 それが当然というように喋る彼女は不思議そうな顔をした。
「じゃあ、ちょっと待って」
 杖を振りかざし、呪文を唱える。ふわぁっと薄いもやのような翼が彼女の背中に光って、朝のかすかなもやのように光の中に消えて行った。
「わ、わっ」
 驚いたような声を上げて、少女は一歩、二歩と動く。
「すごいすごい」
 そういいながら、街路樹の間を落ち葉を巻き上げながら、走り回る。
「まだ、そんなに速く動けないけどね」
「そんなことないですよー」
 うれしそうにはしゃぎながら彼女はそういった。
「助かりますー。それじゃ、どうもありがとうございますっ」
 最後に秋晴れの空によく似合う笑顔を残して走り去っていった。
「あ、ハンカチ」
 自分の手に残されたハンカチを思い出して、声を上げたが彼女はもう人ごみの向こうへと消えてしまっていた。
 ふわっと、小さい布を広げると、レースも何もない端に黄色の布で名前が縫い込まれていた。
「レモか。また会えるかな」
 そうつぶやいた。
「へぇ。ああいうのが好みなの?」
 横からそう声をかけられた。びくっと肩を震わせて、そちらを見ると赤い長い髪の女性が立っていた。
「カ、カペラ?!」
 本能的に後ずさりをしてしまう。
「道理で私たちうまくいかないはずね」
「いや、そのそんなんじゃ。ご、ご、ごめ」
 謝ろうとしたアメジの口に、カペラの細くしなやかな指が触れた。
「謝らないで。今日は私が謝らなきゃいけないの。ごめんなさい。アメジ、ひどいこと言っちゃって、本当にごめんなさい」
「いや、ぼくこそ」
 くすくすと彼女は笑って、アメジの手を握った。
「貴方のそういうところは好きよ。でも、今日は謝らないでね」
 そういうと、彼の腕にすっと体を寄せる。
「かえりましょ。みんな心配しているわ」
「う、うん」






あとがき

 今回なにが言いたいのかというと、ガンバレ支援WIZ

 つくづく純支援さんには頭が下がります。
貴方は職人さんだから、PT寄生なんて言葉は似合いません。
貴方のアスヒにはいつも助けられています。
貴方のエンチャのおかげでMOBがさくさく狩れます。
「カス支援」とか言う人は支援もらわずに
狩りしてろって思います。
もっと、バックスさんたちは評価されていいはずだ。


 今回、主人公のアメジ君はヘイストが
ようやく覚えられて少ししたくらい。
恋人のカペラさんも同じようなレベルです。
でも、悪魔さんと支援WIZってペアハンするとしたら
取り合わせ悪そう。
 ああ、でも、ワムバならそうでもないかな?

 後、レモにはぷに槍という方向で決定。
 槍子さんは普通お姉さん役だけど、あえて。

 今回は1話のみの読み切り
 レモのクエスト「失われた凧」は無事アップしましたとさ
 前回が暗くて4話続きだったので
ほわっとした短い話を書きたかっただけです。
 それでは、また日曜日に会いましょう。
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|Д゜)ノ そだそだ~! 

支援WIZさんがんばれ><

貴族的でクールなイメージの強いWIZさんですが、こちらのアメジさんはちょっと天然ぽくて可愛い方ですね(*´Д`*)
今は失敗ばかりでも、きっと近い将来優しくて頼れる支援さんになるのではないでしょうかv

レモちゃんはどんなルックスなのだろう、と思っていたのですが「ぷに」系ですか~、カワユス!
短いやり取りでも、彼女のキラキラした無垢な魅力が伝わってきますねv
(行き倒れてなくてよかったw)

次の日曜も、楽しみにしております^^

アル・シェリ URL 2008/11/09(Sunday)17:48:35 Edit
Re:|Д゜)ノ そだそだ~! 

>貴族的でクールなイメージの強いWIZさんですが、こちらのアメジさんはちょっと天然ぽくて可愛い方ですね(*´Д`*)

アメジくんは悩みが多いお年頃ですね
外掛け支援などが多くて支援さんとしては自分のアイデンティティーが無ければキャラ消去の危機もあるレベル帯だと思います。

>レモちゃんはどんなルックスなのだろう、と思っていたのですが「ぷに」系ですか~、カワユス!

 ええ、年齢的なものを考えるとぷにということになりました

>(行き倒れてなくてよかったw)

いえ、それはまたいずれw

【2008/11/1021:30】
萌えたっ(≧д≦)

かわいい、かわいいです支援WIZのアメジ君(*´д`*)
それに彼の気持ちがすごくわかります~!
私の1stキャラの金吾は、街にいる華麗なWIZさんに憧れて作った支援でしたが
本当に、こんな「だめだなぁ」な気持ちをたくさん味わいました。
エンチャ付加で文句を言われないようにといつもビクビクしていたし
高レベルの支援に慣れた人から見れば、覚えたてのヘイストなんて‥‥(´Д⊂)
支援WIZの華麗じゃない現実が見事に表現されていて
嬉しく、切なく読ませて頂きました。

それにレモちゃんの小鹿のような可愛さにも感動です♪
体型から髪の感じまで、しっかり頭に絵になって浮かびました。
頼りないWIZと大人の悪魔さんのカップルもいいな~w

ぜひまた登場して欲しい魅力的な人たちでした。
日曜日の楽しみができました☆(*´ェ`*)

ゴンドウキンゴ URL 2008/11/10(Monday)12:25:24 Edit
Re:萌えたっ(≧д≦)

>かわいい、かわいいです支援WIZのアメジ君(*´д`*)
>それに彼の気持ちがすごくわかります~!

そういっていただけると嬉しいです

>ぜひまた登場して欲しい魅力的な人たちでした。
>日曜日の楽しみができました☆(*´ェ`*)

ありがとうございます^^
できるだけがんばってかきますね~

【2008/11/1023:55】
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

ありがとうございまするぅうう(´Д⊂ヽ
そうです、純粋な支援WIZは、ほんと~~~~に辛いんです;;;
あんなまぞい職、二度とやらん!と思いますw

ずっと、ダメだなぁって思って生きてきました。
まさにそうです・・・
今もたまにそうです・・・;;

うちの長男も300超えてからようやく安定してソロとかできるようになってきましたし。
まだヘタレですが;;;

くじけずがんばりますっ!!

穏やかな午後。 URL 2008/11/14(Friday)20:37:15 Edit
Re:つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

>ありがとうございまするぅうう(´Д⊂ヽ
>そうです、純粋な支援WIZは、ほんと~~~~に辛いんです;;;
>あんなまぞい職、二度とやらん!と思いますw

ですからあんなに呼んでも集まらないんですね;;

>ずっと、ダメだなぁって思って生きてきました。
>まさにそうです・・・
>今もたまにそうです・・・;;

そういわずにw
でも、BISといい支援職さんは本当につらいですよね。

>くじけずがんばりますっ!!

ええ、がんばってくださいっ

【2008/11/1512:16】
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